TCP/IP

コマンドプロンブト

 .  .  . ********

① arpプロトコル
	データリンク内のMACアドレスを調べる
	-a            現在のプロトコル データを参照し、現在の ARP エントリを表示しま
 	              す。inet_addr が指定されている場合は、指定されたコンピューター
          		  のみの IP アドレスと物理アドレスが表示されます。2 つ以上のネット
                 	ワーク インターフェイスが ARP を使用する場合は、各 ARP テーブル
                	のエントリが表示されます。
 	-g            -a と同じです。
 	-v            現在の ARP  エントリを詳細モードで表示します。すべての無効なエン
               	 トリとループバック インターフェイスのエントリが表示されます。
 	inet_addr     インターネット アドレスを指定します。
 	-N if_addr    if_addr で指定されたネットワーク インターフェイスの ARP エントリ
               	 を表示します。
 	-d            inet_addr で指定されたホストを削除します。inet_addr にワイルド
               	 カードを使用すると、すべてのホストを削除できます。
 	-s            ホストを追加し、インターネット アドレス inet_addr を物理アドレス
               	   eth_addr に関連付けます。物理アドレスは、ハイフンで区切られた 6
                	個の 16 進数バイトで指定します。このエントリは恒久的です。
 	eth_addr      物理アドレスを指定します。
 	if_addr       指定された場合は、アドレス変換テーブルを変更するインターフェイス
              	 のインターネット アドレスを指定します。指定がない場合は、最初の
              	 適用可能なインターフェイスが使用されます。
	

	
 ◆ ARPキャッシュとARPテーブル

 	一度、ARPリクエストとARPリプライによりARPの情報がやりとりされるとARPキャッシュ
	として一定時間情報が残ります。その場合、ARPリクエストとARPリプライの通信をする
	ことなくLANでの通信が可能です。
 	ARPのキャッシュ情報は、ARPテーブルというところに保存されていて、PCの場合は
	コマンドプロンプトでarp -a と入力すればその情報を確認できます。
	以下の画面はパソコンで arp -a を実行した結果となります。

 	※ 動的に得られたARP情報は一定時間の後に消えますが、今すぐ削除したい場合は
	arp -d で削除できます。

 ◆ Windows 7 の場合
    

 	Windows VISTA以降のOSでは、コマンドプロンプトの結果が日本語で表示されるようにな
	ります。また、デフォルトで静的に定義されているARPキャッシュ(青枠部分)が存在します。
	192.168.0.255についてはこのネットワークのブロードキャストアドレス。
	224.0.0.22と239.255.255.250アドレスはマルチキャストアドレス、
	255.255.255.255はブロードキャストアドレスです。詳細は「ブロードキャストの種類」の通り。


arp -a 

	インターフェイス: 
	インターネット アドレス 物理アドレス           種類
 	
  	              ff-ff-ff-ff-ff-ff     静的
  	***                 ***     静的
  	***                ***     静的
  	***                ***     静的
     ***                ***     静的
  	***               ***     静的
  	255.255.255.255       ff-ff-ff-ff-ff-ff     静的

	インターフェイス:           --- 
  	インターネット アドレス 物理アドレス           種類
  	                ff-ff-ff-ff-ff-ff     静的
  	 ***           ***    静的
         ***    ***    静的
  	           ***     静的
  	             ***    静的
  	       ***     静的

IPv6では、ICMPv6を使って調べたMACアドレスを近隣キャッシュに保存します。これを確認するには
netshコマンドを使用します。arpに似ていますが近隣キャッシュの方が詳細です。

netsh interface ipv6 show neighbors


netstat  自己のPCが通信している TCP/IP のリアルタイム一覧がでる
     ●Windowsの場合
	NETSTAT [-a] [-b] [-e] [-f] [-n] [-o] [-p proto] [-r] [-s] [-x] [-t] [interval]
	-an	ネームレゾリューション(ホスト名から IP アドレスを入手するプロセスは
		ネーム・レゾリューションと呼ばれ gethostbyname サブルーチンによっ
		て実行されます。)無し
		LISTENING状態は 待ち受けている状態

  	-a            すべての接続とリッスン ポートを表示します。

  	-b            それぞれの接続またはリッスン ポートの作成に使われた実行可能
              	  ファイルを表示します。場合により、よく知られた実行可能ファイル
                	が複数の独立したコンポーネントをホストすることもあり、この
                	場合、接続またはリッスン ポートの作成に使われたコンポーネント
               	 群が表示されます。この場合、実行可能ファイル名は下に [] で表示
                	され、上には TCP/IP に到達するまで順に呼び出したコンポーネント
                	が表示されます。このオプションには時間がかかり、十分なアクセス
                	許可がないとエラーが発生することに注意してください。

  	-e            イーサネットの統計を表示します。これは、-s オプションと併用で
              	  きます。

  	-f            外部アドレスの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を表示します。

  	-n            アドレスとポート番号を数値形式で表示します。

  	-o            各接続に関連付けられたそれらを所有するプロセス ID を表示しま
              	  す。

  	-p proto      proto で指定されたプロトコルの接続を表示します。proto は次のいずれかです:
                	TCP、UDP、TCPv6、または UDPv6。
                	プロトコルごとの統計を表示するため、-s オプションと併用する場
                	合、proto は次のいずれかです: IP、IPv6、ICMP、ICMPv6、TCP、TCPv6、UDP ま
		たは UDPv6。

  	-q            すべての接続、リッスン ポート、およびバインドされている非リッス
              	  ン TCP ポートを表示します。バインドされている非リッスン ポート
                	は、アクティブな接続に関連付けられている場合と関連付けられてい
                	ない場合があります。

  	-r            ルーティング テーブルを表示します。

  	-s            プロトコルごとの統計を表示します。既定では、IP、IPv6、ICMP、
             		   ICMPv6、TCP、TCPv6、UDP および UDPv6 の統計が表示されます。
                	-p オプションを使って、既定のプロトコルのサブセットを指定する
                	こともできます。

  	-t            現在の接続のオフロードの状態を表示します。

  	-x            NetworkDirect の接続、リスナー、および共有エンドポイントを表示
              	  します。

  	-y            すべての接続の TCP 接続テンプレートを表示します。他のオプション
              	  と併用することはできません。

  	interval      各表示で interval 秒間一時停止しながら、選択した統計を再表示
              	  します。統計の再表示を停止するには、Ctrl+C を押してください。
                	 interval が省略された場合、現在の構成情報を一度だけ表示します。
用語
	プロトコル説明
	
	DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)自動的にIPアドレスを割り振るプロトコル。
	ICMPv6
	IPv6ではICMPv6の枠組みを利用して、アドレス解決やアドレス重複検出などにも利用し、
	type番号もICMP(IPv4)のものとは違う番号が定義し直されているので、IPv4のICMPとは異なる新しい
	プロトコルとして定義されている。プロトコル番号は58。RFC 4443 によって規定されている。

	mDNS 
	multicast DNSの略通常のDNSは、DNS server に問い合わせ名前解決を行う。
	mDNSは、マルチキャスト転送で、ネットワーク内のデバイスに問い合わせる事により、
	名前解決を行うDNSサーバーがいらない。RFC6762で規定

	SNMP  【 Simple Network Management Protocol 】 
	SNMPとは、IPネットワーク上のルータやスイッチ、サーバ、端末など様々な機器を
	ネットワーク経由で遠隔から監視・制御するためのプロトコル(通信規約)の一つ。組織内
	の構内ネットワーク(LAN)の管理でよく用いられる。

	SSDP【Simple Service Discovery Protocol】
	とは、ネットワーク上の機器を自動的に発見・接続するUPnP(Universal Plug and Play)で
	用いられる通信プロトコル(通信規約)の一つで、機器の探索や応答を行うためのもの。

	TLS(Transport Layer Security)プロトコルのバージョン 1.2 
	を規定する。TLS プロトコルは、インターネット上の通信セキュリティを提供する。
	このプロトコルは、クライアント/サーバアプリケーションが盗聴、改ざんはメッセージ偽造を防
	ぐように設計された方法で通信できるようにする。

	QUIC (Quick UDP Internet Connections、「クイック」と発音) 
	とはGoogleが開発している実験的なトランスポートレイヤー ネットワークプロトコルで2013年より実装している 。
	User Datagram Protocol (UDP)上の2つのエンドポイント間の多重化接続の集合体に対応していて、TLS/SSLと
	同等のセキュリティ保護を提供するだけでなく、接続と転送のレイテンシ削減やネットワーク輻輳を避けるために
	各方向で帯域幅(英語版)推定を行う。

	「ユニキャストパケット」
	1人の相手にデータを送る  

	 「マルチキャスト」
	決められ た特定の複数のネットワーク端末(ノード)に対して、同時にパケット(データ )を送信すること 

	ブロードキャストアドレス(英:broadcast address)とは

	そのアドレス(IPアドレスとかMACアドレス)に送ると、ネットワークにつながっている全部の機器
	に届くようになっているアドレスのこと。言い換えると「俺に送ってくれたら、みんなに配達しますよ
	」なアドレスのことです。

	ICMPv6
	通信するときに使うお約束事(通信プロトコル)のひとつであり「インターネットがちゃんとつながっているかな~?」
	を確認するときに使うお約束事(ICMP)……のIPv6版です。

	オフロードとは、
	(積荷を)降ろす、解放する、などの意味を持つ英単語。ITの分野では、あるシステムの負荷を他の機器などが肩代わりして
	軽減する仕組みを指す。
telnet  

telnet 
netstat -an
で0.0.0.0:135 LISTENING//待機しているとき上記接続で

でESTABLISHED//接続を確立となる
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

※ipconfig 自己のip情報がでる

  ipconfig/all 全てのip情報

  ipconfig/displaydns dnsサーバのキャッシュが表示

※nslookup www.*** 問いあわせ ネーム問題

  nslookup -debug www.*** 詳細な内容
    >nslookup www.***
    サーバー:  UnKnown
    Address:  ***

    権限のない回答:
    名前:    www.***
    Address:  ***

    >nslookup -type=ns www.***
    サーバー:  UnKnown
    Address:  ***

    ***
        primary name server = ***
        responsible mail addr = ***
        serial  = ***
        refresh = 3600 (1 hour)
        retry   = 1200 (20 mins)
        expire  = *** (** days)
        default TTL = 000 (10 mins)

     
回答
nslookup ***.jp  //このサーバにIPがありそう
サーバー:  UnKnown
Address:  ***

権限のない回答:
名前:    ***.jp
Address:  ***  //これが***のIPのよう


C:>nslookup
既定のサーバー:  UnKnown
Address:  ***
 
> server ***  // サーバーの対話モードに入る
既定のサーバー:  ***.jp
Address:  ***

> www.*** //直接聞く
サーバー:  ***.jp
Address:  ***

名前:    www.***
Address:  ***  //回答が有り成功



※ping www.*** そのサイトにパケットを送り応答を得る 生きているサイトか?

 -t	ユーザーからの停止が要求されない限り、パケットの送受信を無限に繰り返す。途中で統計を
	表示しつつ続けるにはControl+Breakを、停止するにはControl+Cを押す
 -a	指定された対象先ホストがIPアドレスであった場合にはホスト名を逆引きして表示する
 -l	パケットのデータ部サイズを指定する。デフォルトは32バイト
 -f	IPパケットの分割(フラグメント)を禁止する。IPv4のみ
 -i	パケットのTTL(Time To Live)を指定された値に設定する
 -v	パケットのTOS(Type Of Service)を指定された値に設定する。IPv4のみ。ただしもう使用され
	ていない
 -r	IPパケットのオプション部(Route Recording)に経由したルーターのアドレスを記録する
	(最大9個まで)。IPv4のみ
 -s	IPパケットのオプション部(Time Stamping)に経由したルーターのアドレスと時間を記録する
	(最大4個まで)。IPv4のみ
 -j	経由すべきゲートウェイ(ルーター)のアドレスを最大9個まで指定できる。ただし指定されてい
	ないゲートウェイも経由できる(loose source routed)。IPv4のみ
 -k	経由すべきゲートウェイ(ルーター)のアドレスを最大9個まで指定できる。ただし指定されてい
	ないゲートウェイは経由しない(strict source routed)。IPv4のみ
 -w	タイムアウト時間を指定する。単位はミリ秒
 -R	IPv6においてヘッダに記録されたルーティング情報から逆ルートもテストする。ただし
	セキュリティ上の問題からRFC 5095において禁止された
 -S	自身ではない別のホストを送信元ホストとして指定する。ただしもちろん結果は自身へは
	返ってこない。あくまで試験用オプション
 -c	ルーティング コンパートメント(VPN時にユーザーのインタフェースごとにルーティング情報を
	保持し、インターネットからのトラフィックを制御する機能)識別子を指定する
 -p	Hyper-V ネットワーク仮想化プロバイダーを指定する
 -4	IPv4の使用を強制する
 -6	IPv6の使用を強制する

tracert www.*** 

	www.***[***] へのルートをトレースしています
	経由するホップ数は最大 30 です:

  	1     1 ms     1 ms     1 ms  ***
  	2     *        *        *     要求がタイムアウトしました。
  	3    50 ms    48 ms    47 ms  ***
  	4    51 ms    47 ms    57 ms  ***
  	5    49 ms    57 ms    57 ms  ***
  	6    55 ms    44 ms    55 ms  ***
  	7    56 ms    47 ms    58 ms  ***.jp [***]
  	8    67 ms    67 ms    69 ms  ***
  	9    79 ms    62 ms    77 ms  ***

	通過したルーターの経路。
	1 ルーターの番号
	コンピュータに近い方が小さい数字になる。
	2 ルーターの応答時間
	3回実行された結果が表示される。
	3 ルーターのIPアドレスまたはドメイン名
	ルーターの応答がないときは「要求がタイムアウトしました」と表示される。

	オプション:
    	-d                 アドレスをホスト名に解決しません。
 	   -h maximum_hops    ターゲットを検索するときの最大ホップ数です。
    	 -j host-list       host-list で指定された緩やかなソース ルートを使用します 
                     	     (IPv4 のみ)。
	  -w     timeout     timeout ミリ秒間、応答を待ちます。
 	  -R                 往復のパスをトレースします (IPv6 のみ)。
   	  -S srcaddr         使用するソース アドレスです (IPv6 のみ)。
   	  -4                 IPv4 の使用を強制します。
   	  -6                 IPv6 の使用を強制します。

ワイヤーシャーク
	No.	採取したパケットの順番を示します。
	Time	1番目のパケットから経過した時間を秒で示します。「表示」から「時刻表示形式」を選択すると何時何分、1つ前のパケットからの間隔等に表示を切り替える事が出来ます。
	Source	送信元のIPアドレスを示します。IPアドレスがない場合はMacアドレスが表示されます。
	Destination	送信先のIPアドレスを示します。IPアドレスがない場合はMacアドレスが表示されます。
	Protocol	プロトコルを示します。
	Length	フレームの長さをByteで表示します。
	Info	そのパケットがどんな意味を持つか概略を表示します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA